結論から申し上げますと、答えは「No」です。
むしろ逆と言ってもいいかもしれません。
通常の英語教室ですと、確かに学校の教科書に準拠したテキストで「テストのためだけの勉強」をしますので学校の勉強に直結しているイメージはあると思います。
ですが、何年も義務教育で英語を習うのに日本人の殆どは英語を話せません。
「話すための英語」を習っていないので当たり前なのです。
ECCでは「自分の考えを英語で話せる」事を目的とした英語教育を実践しており、その中で四技能(読む、書く、聞く、話す)を使えるようになっています。
現に当教室で小学校から習っていた生徒さんの殆ど(発達障害児を除く)は中学3年間90点代をキープし、高校も第一志望校に合格していますし、希望者には中学三年生までに英検3級以上を取得出来るように指導しています。
学校の成績を良くする事を目的にしているのではなく「きちんと英語をマスターする」事が目的なのです。
そうすれば必然的に学校のテストもよい点になります。
基本的には英語を習うのにひらがなは使いません。アルファベットはひらがなよりも簡単に書ける物が多いため(OとかCとか)お子さんは親御さんが思うより早くアルファベットを覚えます。
中にはひらがなでは名前を書けないけど英語なら書ける、というお子さんもいらっしゃいます。
また、未就学の時から宿題をやると小学校に上がる頃には「宿題はするもの」として習慣づいていますので学校の宿題にもすんなり対応出来るメリットもあります。
親御さんに宿題をみて頂く必要はありません。宿題をする雰囲気を作って頂いたり、やっていたら偉いと褒めてあげる係をお願いします。お子さんに聞かれて分からなければ答えなくて大丈夫です。「ママも分からない事を勉強してるんだねぇ。すごいね。」と褒めてあげてください。(回答は空けておいて頂いても構いませんし、ご入会頂いた暁には講師のLINEをお教えしますのでそちらからお尋ねください。)
ただ、お子さんの宿題をみているうちに何となく分かるようになって来た、とおっしゃる保護者様もいらっしゃいますし「子供に聞かれた時に答えられるようになりたい」と大人のクラスに入会される方もいます。
これには諸説ありますが、ECCは2歳からクラスがありますし、私自身も教えていて「早ければ早い方がいい」というのが実感です。
特に、発音については、小学校4年生くらいになると「いい発音で話す事が(カッコつけてるみたいで)恥ずかしい」という気持ちが生まれてしまいます。
幼児さんは日本人が最も不得意とされているLとRの発音についても具体的に口の形や舌の位置などを説明しなくてもすぐに真似出来ます。
英語圏の子供たちは両親や兄弟の発音を真似て会得するのですから当たり前と言えば当たり前なのですが、あまりにすぐ真似出来るのでこちらがビックリしてしまう事もよくあります。
逆に、では4年生になったらもう遅いのか、というとそんな事はありません。
その年代のお子さんには「具体的な発音の仕方」を伝授しますので、みるみる発音がよくなります。
一度レッスン見学に来ていただければ、在籍生の発音を聞いて頂けますのでご興味がおありでしたらお問い合わせからご連絡ください。
また、単語を脳に収納する力も、日本語をしっかり覚えた後に「別の言語」として英語を習うとどうしても日本語で考えて英語に直す、という作業になってしまいますが、小さいうちから英語を習うと一つの映像の中に英語と日本語両方がインプットされて行くようです。
例えば鉛筆の絵を見せた時に「an enpitsu」とちゃんと正しい不定冠詞を付けながら日本語の単語を言ったりする事でそれが分かります。
バイリンガルな友人は幼い頃から両方入っているため、会話をしていると「Udon? あー、It’s so 美味しいね。 I like Udon とっても。」みたいな話し方をしますが、これも脳の中に両方同時に入っているからなんだろうと私は思っています。
4年生ぐらいまでは宿題をして来なくてもキツく叱ったりはしません。
まずは「英語を好きになる」事が大切だと思うからです。
しかしながら、5年生にもなれば親御さんがECCにお金を払って通わせてもらってる事も理解出来るお年頃ですので、叱るのではなく「説得」を試みます。
宿題をする事が何故必要なのか。ECCで受けるレッスンの時間は年間を通したらそんなに膨大な時間ではないし、宿題をする事もカリキュラムに含まれているからやらないと他の子とどんどん差が開いてしまう事、英語は高校まで必須科目だから今逃げても結局はやらなくちゃいけないんだという事、そして、親御さんは有り余ったお金を出しているのではなくてたぶん切り詰めて捻出している。その事に感謝をしなければいけないし、その気持ちに応えようと思うならしっかり勉強して身につける以外にないんだよ、というような話をしています。
続けたい意思のある子は殆どこの事で納得してがんばるようになります。
5歳くらいのお子さんはまだ「自席にきちんと座る」という事を理解していませんので仕方のない事だと思います。
うちではレッスンの始めに守らなくてはいけないルールを明示して約束させています。
①先生が立っていいと言った時だけ立つ
②教室内の物を勝手に触らない
③先生がお話している時はお口にチャック
小さいお子さんでも「約束は守らなくちゃいけない」事は理解しているので「約束したよね?」というと席に戻ってくれます。
もっともこれは「ちゃんとレッスン受けられたらご褒美」というシステムを導入しているおかげも大きいのですが(笑)
2023年現在、中学生2人の発達障害児と「グレーゾーン」と判断された小学生とアスペルガーと思われる小学生もみています。中学生は2人とも中学最初の中間テストでは60点代を取得しましたし、小学生の生徒さんも大きな問題はなく、楽しんで来てくれています。
①レッスンの時間中は椅子に着席し、先生の言う事を聞いて作業が出来る。
②文字の識別が出来る
③出された宿題を家でやれる
この条件を満たしていれば可能だと思いますので一度体験レッスンを受けてみてください。
未就学児お子さんの場合、保育園や幼稚園を経験していないと保護者様から離れられないケースも多々あります。
本来は4歳児からは本人のみのレッスンなんですが、どうしてもお一人では無理という事でしたら先生と教室に慣れるまでは保護者様同伴を認めています。ご相談ください。
★その他ご質問などございましたらお気軽にお問い合わせください。